言いたいことが言えない…脱・ガマンする方法


言いたいことが言えない…言ってもどうせ駄目だし…嫌われたくないし…という思いから、本音を言えない。そのような経験はありませんか?自分を大切にしながら、自分の思いを上手に伝える方法をご紹介します。

自分の意見を伝えるのはわがまま?

人に何かを伝えようと思う時に「こんなことを言ったら不愉快に思われるのでは…」「駄目な人間だと判断されてしまったら…」「否定されたら…」など、あれこれ悩んで、伝えられない。という辛い思いをしたことはありますよね?

相手の人から「自分の気持ちや考えは、言葉にしなければ伝わらないよ」「黙っていても以心伝心で伝わらないこともあるよ」「あなたが何を考えているかわからない」と言われて、余計に言えなくなったことはありませんか?

「自分の何がわかるの?」「勝手に決めつけないで!」「わかってほしい」・・・でも考えを言えなかったり、話を遮られたり、話しを聞き入れてもらえなかったり、そのような事をしているうちに、自分を抑えながらコミュニケーションするようになり、自分でも気づかないうちに、次第に不満が溜まっていきます。満たされない気持ちが積み重ります。

何かのきっかけで不満が爆発することがあります。自分も相手も嫌な気持ちになります。人間関係を悪くすることも考えられます。「自分の気持ちを率直に表現する」という意味での自己主張はしていいのです。それは決して「わがまま」ではありません。

わがままにならない伝える方法

それでは、わがままにならない、自己主張とは、どのようにすればいいのでしょうか?そして自分の思いが相手にきちんと届くのでしょうか?そこで役に立つのが、自分を大切にし、相手も同じように大切にできる「アサーティブ・コミュニケーション」です。「本音でポジティブコミュニケーション」ともいいます。

例えば、レストランで注文したものとは違う料理が出てきた時、あなたなら、どうしますか。①店員を大声で怒鳴る。②何も言わず、出てきたものを食べる。③丁寧に取り替えてほしいと頼む。この場合は、③がアサーティブ・コミュニケーションになります。

このコミュニケーション術を身に付けることで、「言いたいけれど、言えない」から、「言いたいことを言える」ようになり、さらに状況に応じて「言えるけど、言わない」ことを選ぶことができるようになります。何を言うか、言わないか、自分の意志で選ぶことが大切なのです。

アサーション(Assertion)とは「断言」「主張」という意味の英語。日本語で考えると、強いニュアンスの言葉に聞こえますが、アサーティブ・コミュニケーションとは、「自分を大切にし、相手も同じように大切にする」コミュニケーション方法という意味として使われています。自分の気持ちを把握し、感情をコントロールしながら、言葉を選んで伝える。相手の権利を侵害することなく自分を表現する方法です。心理療法の一つである「行動療法」の一環として「アサーション・トレーニング」(アサーティブな態度や思考を身に付けるための自己主張訓練)も行われています。

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